今年度より香蘭会会長を拝命致しました三木でございます。新型コロナウイルスの感染が未曾有の災害となり、全世界に大変大きな犠牲が出てしまいました。教育面におきましても我が母校も長期の休校になり、同窓会香蘭会の活動も未だに停止したままとなっております。早期に収束して元の安心出来る生活が戻る事を強く願います。
福岡県立福岡中央高等学校は、この6月に創立123周年を迎えます。1898年(明治31年)創立以来、現在まで実に3万5千有余名もの卒業生を社会に送り出しております。激動の大正・昭和の時代を経て平成、令和へとその歴史をつなぎ、どんな状況下にありましても教育の本文を守り、社会に広く貢献しうる人間育成に心血を注いで参りました。国公立大学に毎年百名以上の合格者を出すなど県下屈指の進学校としての実績を誇り、その卒業生は文化・学術・政財界や医学会など多岐にわたる分野で活躍の場を広げ、国際社会でも活躍されていらっしゃる方も少なくありません。私は昭和33年卒業ですが、同窓の一人として多くの先輩・後輩方の活躍を見聞きするにつけ、活力をいただくような誇らしさを覚えます。まさに人生を香り高く彩ってくれる伝統の力と言えるでしょう。
コロナ禍の大変な環境の中でも進学状況は今年も大変すばらしい実績を残してくれています。福岡中央高等学校の卒業生の絆を大切に守るために同窓会香蘭会ホームページより情報発信に努めて行きたいと考えております。これからも歴代会長の志を継ぎ、多くの香蘭会会員の皆様に喜んで頂けるよう真摯に活動して参ります。今後ともよろしくお願い致します。
令和3年4月
福岡県立福岡中央高等学校同窓会香蘭会
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会長 三木和信
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